2017年10月16日(月) 山陽女子短大出前授業 「知っておいてほしい~乳がんと乳房のお話」

当日は肌寒い日でしたが、広島大学病院乳腺外科の惠美純子先生が、いつものように暖かい笑顔で出前授業を行われました。この授業は、学校側から女性のがんについて話をして欲しいとの要望から実現したものです。

階段教室に集まった短大1年生のみなさんは、パワーポイントのデータを見ながら学習です。です。乳がんについては、高校生よりもより関心が高く、より身近な問題として捉えられたようです。

これまで乳がんになったタレントさんたちの情報から、何となく不安を持っていたようですが、今日の授業で正しい知識を持って、きっと自己検診などを行って対処してくれることを期待しています。

 

 

 

2017年10月6日(金)安田女子高等学校 出前授業「知っておいてほしい~乳がんと乳房のお話」開催

昨年に引き続き、2回目の開催となった3年生対象の授業です。広島大学病院乳腺外科医師の惠美先生が、昨年の質問にも応え、より充実した内容で講義をされました。安田リュウ記念講堂に170名の学生たちが集まり、真剣にお話を聞いてくれました。

講演内容は思春期以降の乳房の発達の特徴、生理前後に起きる変化、さらに乳がんに関する基礎的な説明と乳がんのリスクに対して、どうすればリスクを下げることができるか、また、乳がんを早期に発見するための検診方法についてお話されました。

正しい知識を持つことや自分の身体を大切にすることを学んでくれたことと思います。

2017年7月7日(金)「私の乳がん体験とピンクリボン活動」製薬会社社員研修で講演

7月7日(金)中区メルパルク広島で協和発酵キリン株式会社の社員研修があり、当NPO法人理事のNさんが、乳がん当事者の話しを伺いたいという要請に応え、登壇しました。
自身の告知から今日までの歩みを、迷いや苦しみも交えて率直に語られる様子を、100名を超える参加者の皆さまが、静かに聞き取っていらっしゃいました。

Nさんの講演が、皆さまへの感謝で終わったあと、一人の男性に廊下で呼び止められました。その方は、「今日の話を聞いて、はじめて母の気持ちがわかった」と、おっしゃいました。

講演日の7月7日は、Nさんが告知を受けた日とのことです。
がんの治療は長く続きます。
仲間と支え合い、元気に活動を続けるNさんの姿は、製薬の仕事に携わる参加者の方々に、しっかりと受け止めていただけました。

2017年4月11日 呉の清水が丘高校で出前授業を行いました

昨年の10月から始めた、乳腺専門の女性医師のみなさんが女子高校生を対象とした授業を行い、半年で1,000名あまりの高校生のみなさんが、乳房の発達と乳がんについて学んできました。
これまでは広島市内が中心でしたが、今回は呉市での開催となりました。

ロータリー財団100周年記念と呉南ロータリークラブのがん予防推進事業として、呉市の清水ヶ丘高校で開催されました。

入学したばかりの1年生を含む、全校生徒374人のみなさんが聞いてくれました。
講師は広島中央健診所 乳腺科長  春田るみ先生です。
体育館で生徒さんたちを前にパワーポイントで授業が進められました。乳房の発達や乳がんはどんなものかなど基礎的なお話のほか、乳がん患者が増えるなかで、そのリスクをどうしたら減らせるかなど、具体的にお話されました。さらに患者さんたちが自分が告知を受けたときの気持ちを語ったDVDも上映され、自己チェックの大切さや検診の重要性を強調されました。高校生からは家族に検診を進めたいと感想も聞かれました。

 

 

 

2017年3月4日(土)「知ってほしい乳房と乳がんのお話」開催報告

2017年3月4日(土)「知ってほしい乳房と乳がんのお話」が開催されました。
これは、ゆいぽーと2016年度公募型男女共同参画主催事業として企画し、実現されたものです。
広島乳腺女性医師の会の協力を得て、広島大学病院乳腺外科 惠美純子先生に登壇いただき、講演のほか、患者さんらのビデオ上映、触診模型を使っての自己検診指導もありました。

女性の健康週間の只中、10代から70代の方まで、また親子での参加者も多数おられました。

内容は、乳房の発達としくみから、10代から起こる乳腺の良性病変、乳がん検診について、乳がんの危険因子と予防、また遺伝についてなど、幅広く丁寧に説明していただき、会場からは活発な質疑応答もあり、乳がんの正しい知識を学ぶ有意義な講演会となりました。

講演の中で惠美先生は、有名タレントの乳がん報道のために、若い女性たちが乳腺クリニックに殺到するが、10代で乳がんは極めてまれであり、知っていれば心配する必要のない症状なども話され、早いうちから自分の乳房についてしっかりと知ることが大切で、20歳になったら、月に一度の自己チェックをし、アラフォーになったら必ず乳がん検診を受けましょう。また、若い皆さんは、家に帰ったら家族の方に乳がん検診に行っているか聞きいてください。と締めくくられました。